淡路島の平屋専門店アップルホームです。
最近出勤中にほかの建築現場などを見かけますが、半分以上平屋じゃない？と思う筆者です。
今日は平屋のメリットデメリットについて考えてみました。
平屋のデメリット
・広い敷地が必要
二階建てと同じ床面積の建物を建てようとする場合、単純計算で二階建ての2倍の敷地が必要になります。
土地の値段が高いエリアでは広い平屋を建てようとした際にはそれだけ多くに費用がかかってしまいます。
・価格が割高
平屋は建物が土地に接する部分が多く、土地の基礎工事の面積が広く、また二階建てと比較し、屋根が広い分屋根の工事費も多くなってしまいます。
あくまでも価格を面積で割り戻した際の坪単価が割高になるということ。
つまり二階建てと全く同じ面積の平屋を建てる際には平屋の方が高くなりますが、階段スペースや廊下がいらないなど、一般的に平屋の方が面積は小さい傾向にあります。
・日当たりや風通しに注意が必要
平屋は構造上、中心に位置する部屋の日当たりや風通しが悪くなってしまう傾向にあります。
部屋数が多くなると、外に接する部屋と、外に接しない内側の部屋ができてしまうため
設計段階で家の形をL字型やコの字型にするなど、工夫することで全ての部屋を外に接する形にできます。
L字型やコの字型の場合は中庭を作れるため、ペットの遊び場やガーデニングスペースとして活用できるでしょう。
・プライバシー、防犯面で心配
二階の部屋であれば、外部から直接部屋を見られるようなことはありませんが、平屋の場合、立地によっては通行人の目が気になることもあります。
また「夜間や留守中に人に侵入されるのではないか」と不安に感じるかもしれません。
平屋のプライバシーや防犯面の不安は、対策をすることで解消できます。
- 通行人の目線の高さに塀や植木を設置する
- 設計時に庭や大きな開口部が道路に面しないようにする
- 家の周りや出入り口となる部分に踏むと音が鳴る砂利をまく
- 防犯カメラを設置する
- センサーライトを設置する
- 窓の内側にサッシや外から開けると音が鳴るブザーを設置する
十分な対策をとることで、平屋であっても安心して生活できますね。
・水害時に不安
二階建ての家であれば二階に避難できますが、平屋では小屋裏がない限り避難できる場所がありません。
最悪の場合室内全てが水浸しになってしまうことも！
災害を止めることはできませんが、平屋を建てる際には必ずそのエリアのハザードマップを確認！
平屋のメリット
・生活動線が効率的
二階建ての建物であれば、水まわりは一階にしかないことが多いです。
そのため一階で洗濯したものを二階のベランダまで運んだり、トイレに行くために一階に降りたりと生活動線が非効率になってしまいます。
平屋建てであれば全てが同じフロアにあるため全ての部屋に行きやすく、掃除も短時間で済ませられます。
・バリアフリー対応がしやすい
将来を見据えて自宅をバリアフリーにしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
二階建ての場合はどうしても階段があるため、室内全てをバリアフリー化するのは難しく、一階だけで生活をするなどの方法を取らなければならくなります。
平屋であれば室内をフラットに設計することで段差をなくせるため、将来的にも快適な生活を送れます。
・家族とのコミュニケーションがとりやすい
リビングを中心に家族と顔を合わせる機会が多く、コミュニケーションを取りやすいメリットがあります。
年頃のお子さんがいる家庭では「子どもが自分の部屋にこもって出てこない」「帰ってきたらすぐに二階に上がってしまうため、帰ってきたのかもわからない‥」といった声をよく耳にします。
子どもが成長するにしがってコミュニケーションを取る時間が少なくなってしまうのが一般的ですが、平屋であれば二階建ての家よりもコミュニケーションを取りやすいでしょう。
・メンテナンス費用を抑えやすい
外壁や屋根の塗装・修理の際に大掛かりな足場を組む必要がないためです。
外壁や屋根のメンテナンスは頻繁に行うものではありませんが、人手も必要となり、多くの費用がかかってしまいます。
住宅は人生において大きな買い物です。
資金計画を立てる際には毎月のローン返済だけでなく、数年おきのメンテナンス費用や突発的な支出も予想しなければなりません。
・構造が安定している
二階建ての建物よりも高さが無く耐震性が優れているため、地震の多い日本において安心といえます。
また二階部分を支える壁や柱が不要なことから、開放感のある間取りを作りやすいのも特徴です。
・屋外に出やすくテラスなどで楽しめる
平屋住宅は全ての部屋が地面に近いため、災害などの緊急時でも外に出やすく安心です。
二階建ての場合は避難の際に時間がかかってしまいますが、平屋であれば近くの窓から直接外に出ることが可能です。
またテラスやウッドデッキを作ることで、屋外での時間も楽しめます。
・シンプルでコンパクトな暮らしがしやすい
コンパクトにミニマムな生活をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
モノを置くために広い家に済むのではなく、モノを減らして、コンパクトな暮らしをしたい人にとっても平屋はおすすめです。
平屋には多くのメリットがあり、特に家族とのコミュニケーションや自然との触れあいを重視したい方におすすめ。
自分の理想の生活は平屋！という方はぜひアップルホームにご相談ください。
現在広田モデルハウス公開中です。
一度モデルハウスを見学、どんな生活をするかの想像をしてくださいね。
